doが持つ意味➀

一般動詞のdoは「~をする」と覚えている方は多いと思います。
実はそれ以外にも、いくつか意味があります。今回は「~をする」を含む3つの意味をまとめて解説していきます!

目次

➀ 「~をする」

「~をする」と言っても、doを使う場合は限られます。例えば、日本語で「テニスをする」は、play tennisであって、doは使いません。
ここでいうdoは、do the dishes「皿洗いをする」, do the laundry「洗濯をする」など、主に家事に対して使う事が多いです。do+the 名詞で表します。

・I do the dishes everyday. 私は毎日皿洗いをします
・She does the laundry after breakfast. 彼女は朝食の後、洗濯をします
※主語が3人称(IとYou以外の1人の人➡He,She,Emi,Mr.whiteなど)で、現在形の文では、一般動詞にsもしくはesをつける。doの場合はesなのでdoesになる。
・My father did the ironing yesterday. 私の父は昨日アイロンがけをした
※過去形の文:doの過去形はdidなので、did the+名詞にする。

➁ 「~で足りる」「~があれば大丈夫」

例えば、相手が何か物を買うときに「それは1000円で足りるよ」と言ってみたり、身分証の提示を要求され、「免許証で大丈夫ですよ」と言われる時などに使われます。
主語+will doで表します。

・1000yen will do. 1000円で足りるよ
・Do you have any ID?  何か身分証はお持ちですか? A driver’s license will do. 免許証で構いません
・I need a book. 私は本が必要です。 Any book will do. どんな本でも構いません

③ 「~をもたらす」

「損害をもたらす」や「(人)に害をもたらす /(人)に利益をもたらす」と言うときに使います。

do damage <to~> [主語]が害(被害)を引き起こす <~に>
do harm <to~>  [主語]が害(被害)を引き起こす <~に>

・The typhoon will do harm to the city.  その台風はその町に被害をもたらすだろう
・The typhoon did harm to the city. その台風はその町に被害をもたらした

do <人> A  人にAをもたらす

・This medicine will do you good. この薬を飲めばよくなるでしょう
・This medicine does you good. この薬を飲めばよくなります ※現在形でも未来形でも意味はほぼ同じ 

・Bad books will do us harm. 悪い本は害を与える
・Would you do me a favor ? お願いしてもいいですか?
※favor 恩恵 「私に恩恵をもたらしてください」(直訳)

まとめ

doにこんなたくさんの意味があるなんてびっくりですよね。今回は3つの意味だけでしたが、次回「doが持つ意味➁」ではさらに3つの意味を説明していきます。
知らなかった場合でも、とりあえず「ふーん、そんな意味があるんだ」と思ってもらえればOKです。
一気に覚えなくてもいい。ゆっくりゆっくり繰り返し、継続していけばいいのです。

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